新年のご挨拶

　2015年の午年、今年はどんな年なのでしょうか。
　多少易に興味があり、毎年新年の初めに今年の卦を占うことを恒例としています。

「風雷益」（ふうらいえき）　

　　益　利有攸往　利渉大川
（益は往くところにあるに利ろし　大川を渉るに利ろし）

　疾風迅雷の語源で益は増す、増える、を意味し天子は利益を独り占めにしないで利益を部下（従業員）に分け与えれば、スタッフは会社のために努力し繁栄する意味で、安倍政権も国民の所得向上に成功すれば国はより安定する、ということになります。当然のことでしょうが、今年は良い年でしょう。 　さて、近藤歯科医院は昭和54年に笹沖地区で開院し、平成6年に法人化し、平成20年に新田地区に介護老人保健施設グリーンピースを開設し、その後グループホームあま城、サービス付高齢者住宅グリーンハウスを開設し、グリーンハウス内に歯科医院も移転しました。この間34年は様々なことがありましたが「お口を通して生涯健康と幸せに奉仕する歯科医院」をモットーに自分なりに歯科医療の在り方を模索し、道を開拓してきたつもりです。 　虫歯氾濫の昭和時代、平成はキュアからケアの予防重視への移行、そして現在の超高齢社会では口腔ケアを中心とした在宅医療、他職種と連携した地域医療連携時代に歯科医療も変わってきています。 更には、治療内容もメタルによる治療から3Dの進歩によるCAD/CAM治療が近い将来中心となるでしょう。　60歳も半ばになると体力的に緩やかな低下を自覚していますが、まだ地域歯科医療・福祉の充実のために頑張っていこうと思います。 ご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。

平成26年1月吉日 近藤修六